またあっと言う間に週末が過ぎていきましたねー。。。
今週は土曜クラスに前々週来てくれたカノとユイ友のさやか、コトミが体験で来てくれました。
みんな結構動けるのでビックリ!
もちろん初めてのステップはすぐには出来ないのもあると思うけど、コツをつかむの早いしとにかく動く(←ココ重要)ので、上手くなるのも早そうな娘ばっかりでした。
やれれば良いねー!
さて、
ヒップホップの表現で最近はキッズのダンサーが多い為、歌詞とか暴力的表現、性的表現など問題視されてる部分があるんだけど、たしかに自分もあまりにビッチだのファックだのを連呼してる曲でキッズに踊らせるのって違和感を覚えてしまうと世界観が違うものになってしまうので、問題アリだと思います。
んが!
ヒップホップの表現方法自体、もともと反対体制や解放へのメッセージだったり、さらに深く掘り下げると元々黒人同士のゲットーな場所での争いを音楽やラップに変えようと生まれた文化だったりするので、全く避けては通れない部分があると思うんだよね。
元々平和な国である日本人が、そのヒップホップの国の文化である音楽を借りて表現している以上、文化に触れる所も出てくるし、全く無いものとして音楽だけイイ子ちゃんってのもなんか違う気がする。。。
この辺がジレンマであり、カッコイイ曲の中にもどうしてもそういった表現は出てくるので、またそれもジレンマだよね。
多分ヒップホップの歌詞の意味がみんなわかってしまったら、本当に使える曲なんて1割2割じゃないの。。。??
元々島国の日本とは土壌が違いすぎるもんなー。
この辺を上手くすり合わせようとしても、差が大きすぎる気もします。(((╹д╹;)))
因みに音楽にメッセージを込めるっていうのは長い長い歴史の中で本当に多くの意味をなされていて、音楽って本当に凄いなー深いなー、と思います。
例えば、超有名なマイケルジャクソンの
『black or white』
この曲もメチャ色々メッセージがあるのが有名なんだけど、マイケルって黒人をやめて白人になりたかったって思われてる節があるけど、そうじゃなくってなんとか白班症っていう(適当でごめん)肌がまだらに白くなってしまう症状に侵されていたので、それを隠す為に姿を変えていたわけで、最終的に言いたいのは白も黒も関係ないって事だと思う。
それがこの歌だと思います。
マイケルのPVってミニ映画っぽいので、ショートフィルムと呼ばれるものが多いんだけど、音楽が終わってからのマイケルが踊りまくるパート(今やYouTubeとかでは削られて無いです)で当時、マイケルが踊りながらガラスを割ったり、車を壊したり、暴力的過ぎると問題になったんだけど、このシーンのマイケルって神がかって何かに取り憑かれた様に踊って見える。

で、実はこのガラスにナチスのハーケンクロイツやKKK(クー・クラックス・クランという白人至上主義団体)の落書きがあってそれを壊しまくっているわけです。


因みに途中で俺の好きなシンプソンズのカットが急に入ります。
シンプソンズといえば、常に皮肉った表現のアニメですが、その真意はなんでしょ。。。?!とにかくそういうメッセージを音楽やフィルムに焼き付けていろんな体制と戦ってるのが、海外では多いわけで、それを細かく教えるべきなのか、スルーしとくべきなのか、、、うーむジレンマですね。
※諸説あって、暴力的なシーンで問題になったから後から落書きを増やしたとかいう噂もあり。でもleave me aloneやその他マイケルの曲はメッセージが強いので意味なく暴力的なシーンは入れないんじゃないかな?と俺は思っちょります。
気になる人はグーグル先生に聞くとこれ関連の話はいっぱい出てくるよ。
ま、とにかく
過激!だからといって無かった事にして進むのは俺はちょっと違う気もしちゃうんです。
もちろん、楽しんでダンス踊ってる小学生に無理やり、深い話しを持っていくことはないとは思うけどね。。。
自分が小学生だったら
『??何を言ってるんだ??』
ってなりそうだし。
あーん、ジレンマ。
ま、だんだん大きくなって、
ちょっとだけヒップホップを知っている方が、踊りに対しても表現出来る方が幅が広がる時期がくると思うんです。
やっぱり音楽と一体化して踊ってる子の方が、見てる側にも感じるものがあると思うので。
それになんとなく気づいてきた時に教えれば良いんですかねー。
真面目な話でした。
あまり気にしないで大丈夫ですよ。
深夜にブログ書くと深いところに行くだけなのです(笑)
ˉ̞̭ ( ›◡ु‹ ) ˄̻ ̊
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